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<外食・中食 調査レポート>外食時の店舗選択理由 喫煙重視派は、禁煙重視派と同比率

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外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、トーマス・リンチ代表)は、外食の禁煙・喫煙に関する動向分析レポートを2018年7月18日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2018年1‐5月計における、レストランで外食の際の店舗選択理由で「タバコが吸えるから」と「禁煙席がある、全面禁煙だから」がほぼ同比率でした。居酒屋では「タバコが吸えるから」が大きく上回りましたが、客単価は「禁煙席がある、全面禁煙だから」が高くなりました。


 

喫煙重視派は、禁煙重視派とほぼ同比率。居酒屋は喫煙重視派が上回る

外食・中食市場情報サービス『CREST®』では、2018年1月より店舗選択理由に「タバコが吸えるから」「禁煙席がある、全面禁煙だから」の項目を追加し、飲食店の喫煙可・一部禁煙・全面禁煙による影響などの分析が可能になりました。

2018年1‐5月計における、レストランで外食の際の店舗選択理由比率をみてみると(図表1)、レストラン計では、「タバコが吸えるから」2.1%、「禁煙席がある、全面禁煙だから」2.0%でほぼ同じ比率であることが分かりました。ファストフード、カフェ、ファミリーレストランでは「禁煙席がある、全面禁煙だから」の比率が「タバコが吸えるから」を上回りました。一方で居酒屋では「タバコが吸えるから」が5.5%で、「禁煙席がある、全面禁煙だから」0.6%を大きく上回りました。

 

 

居酒屋の客単価は禁煙派が喫煙派より高い

店舗選択時にで「タバコが吸えるから」を理由に店を選ぶ喫煙重視派と、「禁煙席がある、全面禁煙だから」禁煙重視派で客単価を比較すると(図表2)、レストラン計では、喫煙重視派の客単価が高いことが分かりました。しかし、ファストフード、カフェ、居酒屋、ファミリーレストランでは禁煙重視派の客単価が上回りました。

 

 

全面禁煙化に悩む居酒屋では子供の客数が増加

喫煙重視派の多い居酒屋では、全面禁煙化で売上減少を危惧しているでしょう。前述のように、客単価は禁煙重視派の方が高い傾向にあることは、一つのビジネスチャンスと映ることでしょう。また、居酒屋における子供の客数をみると(図表3)、14才以下の比率は8%で、減少している大人の客数とは逆に増加していることが分かります。

 

全面禁煙に踏み切るかどうかで悩んでいる居酒屋は多く、2018年6月に全面禁煙を導入した「串カツ田中」の実績を注視している企業も多いと思います。報道されている内容では、2018年6月の同チェーンの客数は増加したものの、客単価が減少し、売上は減収となりました。しかしながら居酒屋全体で見ると、子供の客数が伸びていることや禁煙重視派の客単価の方が高いことからも、全面禁煙化にもビジネスチャンスがあることが分かりました。自社の立地、客層、将来性を考慮したうえで、全面禁煙で売上増を実現する施策を打つことで、全面禁煙化成功の道筋も見えてくることでしょう。

 

 


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、直接消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に調査分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/service/food.html

*2  食機会数

外食・中食を利用した延べ食機会(朝/午前間食/昼/午後間食/夕/夜間食)数

 


 

 

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