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外食・中食 調査レポート

世界外食中食市場-14年Q2 中国とドイツで食の安全の問題が客数に影響

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【シカゴ、2014年9月29日】 NPDグループのグローバル外食・中食調査CREST®によると、2014年第2四半期は、世界全体の外食・中食市場における客単価の増加を背景に、全ての国(スペイン、イタリアを除く)で消費支出が全般的に増加したことが明らかとなった。

当四半期における外食・中食市場の客数の結果はまちまちとなり、各国の経済環境や消費者マインドの水準、その他業界特有の問題(食の安全など)をそれぞれ反映するものとなった。

食の安全に関しては、中国およびドイツのレストランチェーンで客足が遠のいた状況が明らかになっている。

外食・中食市場における消費者の購買動向について継続的調査を行うCREST®によると、外食・中食における成熟市場のうち当四半期に客数が増加したのは、オーストラリアと英国の2か国のみであった。

 

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まだ若い市場である中国やロシアでも客数が増加した。スペインは、欧州市場の全体的な客数を何年も押し下げていたが、当四半期は客数の減少幅が改善に向かった。
一方イタリアは-2 %減となり、最も急激な落ち込みを記録した。

NPDグループの欧州フードサービス担当シニアバイスプレジデントJochen Pinskerは、「好調だった第1 四半期を終えて、当四半期、ドイツの外食・中食業界は客数が-1%減少した。この背景にはワールドカップの影響がある。ワールドカップのために、従来型の外食・中食分野で全体的に利用が減少した。さらに、ある大手ファストフードチェーンで衛生上の問題が発覚し、他のファストフードチェーンにも影響する結果となった。当四半期に見られた明るい材料としては、消費支出が+2%増加したことだ」と述べている。

当四半期は、世界の外食・中食市場にとってのファストフードレストランの重要性が浮き彫りとなっている。

NPDによると、フードサービス店の客数が増加した4か国の全てにおいて、ファストフード分野の客数が増加している。当四半期中に客数が減少した国ではファストフード店の客数も減少していた。

 

「世界的に見て、ファストフード店の業績改善と消費者における昼食需要の回復がなければ外食・中食業界は方向性が定まらず、こちらは拡大、あちらは縮小といった堂々巡りの状況を抜け出せないだろう」と、NPDグループのフードサービス部門シニアバイスプレジデントBob O’Brienは述べている。

 

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 CRESTとは

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、直接消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に調査分析できる情報サービスです。(海外各国版もご用意)

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