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アメリカの消費者の12%が代替ミルクを日常的に利用ー次に日本でブームになるのはオーツミルク?!

2020/03/17

フードサービス シニアアナリストの東(あずま)さやかです。

代替肉や代替ミルクなどの代替プロテインが話題になっています。私もお客様から「日本でも代替肉がはやりますかね?」というような質問を受けることが多くなりました。

The NPD Groupによるアメリカのフード市場調査レポート「Eating Patterns in America 2019」によると、アメリカの消費者の16%は、アーモンドミルク、豆腐、ベジ・バーガーのような植物由来の代替品を定期的に使用しており、その89%は特にベジタリアンというわけではないのです。

National EatingTrends®(NET®)データでは、アーモンドミルクやオート麦ミルクなどの代替ミルクは、消費者の12%によって定期的に消費されています。

Food and Drink Through the Decades(アメリカの食べ物・飲料の10年トレンド)

その中で、注目が急上昇しているのが「オーツミルク(オートミルク、えん麦ミルク)」です。2018年7月~2019年6月計における、アメリカ業務用販売量の成長率(前年同期比、250店舗以上のメジャーチェーンを除く)を見ると、アーモンドミルクは42%増、ヘンプミルクが35%で、なんとオーツミルクは5066%増と急激に増加しました。オーツミルクは、オーツ麦が原料で、糖質が少なく、食後の糖質の吸収を抑える食物繊維β-グルカンが豊富。

日本でもスターバックスコーヒーが3月に期間限定でオーツミルクを選択できるサービスを始めました。日本ではまだまだ認知度が低いオーツミルクも、これで一気に知名度が上がり、ブームが来るかもしれません。オリンピックなどを前にして、訪日外国人需要も考えると、アメリカやイギリスで人気沸騰中のオーツミルクをメニューに取り入れることは、外食企業にとって、よいビジネスチャンスとなるでしょう。