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コロナ禍でピザはバカ売れ?

2020/12/04

フードサービス シニアアナリストの東(あずま)さやかです。

コロナ禍でピザが売れている?本当にピザは売れたのか?どれくらい売れたのか?
数字から読み解いてみたいと思います。

まず、エヌピーディー・ジャパンが提供する外食レシートデータ『フードサービスレシートトラッカー』でピザ専門店の利用者が増えたのか見てみると、日本全国15-59才で2020年3-9月にピザ主要11チェーンを1回でも利用した人の比率は、9.6%で前年同期比で1.6ポイント増加しました。利用者数として約20%増加しました。

同期間の利用頻度は、1.56回で横ばいだったことから、利用者する人が増えたことでピザチェーンの客数が増加したことが分かります。

外食・中食市場情報サービス『CREST®』から、利用動向を見てみると、レストラン(宅配ピザ含む)のピザの喫食数は10%減少しました。

では、なぜピザがバカ売れしたように感じたのでしょう?

実は、店内飲食では57%減、テイクアウト・出前では63%増となったからなのです。ピザは、居酒屋、ファミレス、イタリアンレストランで多く食べられていましたが、コロナ禍で外食でピザが食べられなくなり、テイクアウト・出前でピザを買えるところに購入が殺到したのです。

特に、女性60-79才、男性40-59才は、ピザの喫食が外食で店内飲食減少し、テイクアウト・出前で大きく増加しました。また、子供のピザ喫食が増加しました。居酒屋やイタリアンレストランの代わりにおつまみピザ、そして子供向けファミリーピザのテイクアウト・出前販売には、依然として居酒屋離れが続くとみられる今後も続けて需要があると考えていいでしょう。