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<外食・中食 調査レポート>おでんのピークは何月? コンビニのシェア減少に影響か

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外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、トーマス・リンチ代表)は、外食・中食のおでんに関する分析レポートを2018年10月17日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2015年~2017年の外食・中食におけるおでんの出現率のピークは、コンビニでは9月で、コンビニ以外では12月とずれがあることが分かりました。また、コンビニのおでんは間食利用が多く、コンビニ以外では夕食が多いことなど利用シーンも違いが見られました。外食・中食のおでん食機会数は2年で2%減少し、コンビニのシェアは5ポイント減と大きく減少しています。


 

コンビニおでんのピークは9月、他は12月

外食・中食市場情報サービス『CREST®』で、2015年から2017年のおでんの出現率を月次でみてみると(図表1)、コンビニのおでんのピークは9月であるのに対し、コンビニ以外の外食・中食おでんのピークは12月であることにが分かりました。寒さのピークである2月には、コンビニおでんは失速し、外食・中食におけるおでんニーズ(10-2月)をとりきれていない可能性があります。

 

コンビニおでんは間食利用が多い

外食・中食でおでんがどのようなシーンで食べられているかをみると(図表2)、コンビニ以外の外食・中食のおでんは、主に夕食で食べられており(食機会数構成比63%)、次に多いのは昼食(同23%)でした。対するコンビニおでんは、夕食、昼食の順番は同様ではあるものの、その比率は夕食が36%と大きくかい離があります。コンビニおでんは、間食の比率が高く、夜の間食(16%)、午後の間食(12%)でよく食べられています。*データ対象期間は2017年9月-2018年8月計。

 

おでんの食機会数は2%減、コンビニのシェアは5ポイント減

おでんの食機会数推移をみると(図表3)、2017年9月-2018年8月計のおでんの外食・中食機会数は4700万機会で、2年前同期と比べ2%減少しています。そのうち、コンビニおでんの食機会数は29%で、2年前と比べ5ポイントも減少していることが分かりました。

おでんの夕食、12月のピーク需要をとりきれていないことが、シェアを失っていることに影響している可能性もあります。外食・中食市場では、業態の垣根を越えて客の奪い合いをしている状況です。同業態の競合だけでなく、市場を広く見渡し消費者のニーズをとらえた商品やサービスを提供していくことが、更なるビジネスの発展には欠かせません。


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、直接消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に調査分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html

 

 

 

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