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<外食・中食 調査レポート>イートイン市場規模、コンビニは1118億円、スーパーは1180億円

2018/12/12

外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、トーマス・リンチ代表)は、イートインに関する分析レポートを2018年12月12日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2017年10月~2018年9月のイートインの市場規模は、コンビニは1118億円で前年比21%増、スーパーは1180億円で前年比7%増加していることが分かりました。


 

コンビニイートイン市場規模は1118億円で前年比21%増

外食・中食市場情報サービス『CREST®』で、2014年10月-2015年9月から2017年10月-2018年9月のコンビニイートインでの喫食金額推移でみてみると(図表1)、2017年10月~2018年9月は1118億円でした。前年同期比で21%増加しています。2年前の激増(+24%)で1年前は反動で少し落ち込んだものの、直近では大きく成長しており、3年前と比べ326億円増し、1.5倍近くの規模に成長しています。

 

 

スーパーイートイン市場規模は1180億円で前年比7%増

2014年10月-2015年9月から2017年10月-2018年9月のスーパーイートインでの喫食金額推移でみてみると(図表2)、2017年10月~2018年9月は1180億円でした。前年同期比で7%増加しています。3年連続で増加しており、3年前と比べ178億円(+18%)増加しています。

 

2019年10月の消費増税で懸念

コンビニでもスーパーでもイートインは大きく成長しています。中でもコンビニイートインの成長真目覚ましく、スーパーイートインの市場規模をこの一年で超えました。スーパーでもコンビニでも外食・中食比率では3-4%にしか過ぎないイートインですが、客数が伸び悩む現在はイートインの成長なしには客数増加は見込めないと言っても過言ではありません。

懸念されるのは2019年10月の消費増税時に適用される軽減税率で、税率の高いイートインにどれだけ影響を与えるかが懸念されます。外食よりは手ごろな価格であることから、ファストフードやカフェの需要を以下に取れるかがカギになるでしょう。

 


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、直接消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に調査分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html

 

 

 

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