<外食・中食 調査レポート>コンビニでのイートイン、 食機会数が5%減、2025年見込み
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、コンビニの店内飲食に関する分析レポートを2025年11月5日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。コンビニの店内飲食(イートインスペースでの食事)の食機会数をコロナ前の2019年と比較すると、2024年には2%増まで伸長しましたが、2025年は、5%減が見込まれています。
コンビニイートインの食機会数、2025年は5%減の見込み
コンビニでの店内飲食(イートインスペースでの食事)の食機会数をコロナ前の2019年と比較すると(図表1)、コロナ禍では3割前後の減少となったものの、2024年には2%増まで回復しました。しかし、2025年は再びマイナスに転じ、2019年比5%減が見込まれています。
サカーナ・ジャパン フードサービスシニアマネージャーである、藤井真理子(ふじい・まりこ)は、次のように話します。「コンビニの店内飲食(イートインスペースでの食事)は、コロナ禍で利用が制限されていた時期の大幅減を経て、順調に回復してきましたが、2024年秋以降一部チェーンでイートインスペースを廃止する動きがあり、2025年の試算では5%減と再びコロナ前の水準を下回る見込みとなっています。コンビニの食機会全体に占める店内飲食の比率は数%に留まりますが、特に間食の時間帯で比率が高まる傾向が見られ、食事に加え、軽食や飲料等とのちょっとした休憩の場として利用されていることがわかります。コンビニのイートインスペースが売り場面積の拡大の動きの中で今後どのように推移していくのか注目されます。」
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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