<外食・中食 調査レポート>外食業態でアイス・氷菓類が17%増、 2024年10月-2025年9月計、食機会数の前年同期比
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、外食業態におけるアイス・氷菓類の動向に関する分析レポートを2025年12月3日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2024年10月-2025年9月計における外食業態計の食機会数の前年同期比は1.4%増加しましたが、このうち、アイス・氷菓類の食機会数は、同17.0%増でした。
外食業態におけるアイス・氷菓類の食機会数は前年比17.0%増
2024年10月-2025年9月計の外食業態計における食機会数の前年同期比は1.4%増加しましたが、そのうち、アイス・氷菓類の食機会数は、同17.0%増と大きく増加しました。

サカーナ・ジャパン フードサービスディレクターである、東さやか(あずま・さやか)は、次のように話します。「レストランを利用した食事の機会においては、アイス・氷菓類を食べる機会が大きく増えています。一方で、スーパーやコンビニなどの小売業態でのアイス・氷菓類の食機会数は減少しています。アイス・氷菓類は、2025年にも各社で値上げが相次いでおり、節約意識から購入量を減らしていると考えられます。外食業態では、昼食、夕食でのアイス・氷菓類の喫食が増えており、特に週末の夕食での利用が増えています。日々の生活では節約しているからこそ、レストランを利用した際には、ちょっと贅沢をしたい消費者心理が働くのではないでしょうか。外食業態でのアイス・氷菓類は、子供よりも大人の喫食が増えていて、大人のご褒美需要へと需要がシフトしているようです。夕方オープンの夜限定専門店も増えていて、大人向け「夜アイス」が注目されています。一日の最後を締めくくるデザート、飲み後の「締め」としても進化する、アイス・氷菓類の今後がますます注目を集めそうです。」
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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