ニュースレターNewsletter

<外食・中食 調査レポート>2021年4月-2022年3月、外食中食コーヒー飲用機会は、コロナ前比13%減、家での飲用機会は増加

2022/05/24

外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表)は、外食・中食市場コーヒーの飲用実態分析レポートを2022年5月24日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2021年4月-2022年3月計の外食・中食におけるコーヒーの食機会数が、コロナ前の2年前同期比で13%減少しました。外出先での飲用機会は減少しましたが、家での飲用機会は増加しました。


 

外食・中食におけるコーヒーの食機会数は、コロナ前比13%減

2021年4月-2022年3月計の外食・中食におけるコーヒーの食機会数(図表1)は、前年同期比で2%増加でしたが、コロナ前の2019年4月-2020年3月計比では13%減でした。コーヒーのホット/アイスの種類別では、ホットコーヒーとアイスコーヒーの構成比は大きな変化がありませんでした。

 

家での飲用機会は増加

コーヒーの飲用場所別の食機会数の変化をみると(図表2)、「職場・学校・その他家以外での飲用」がホットコーヒーは、2021年4月-2022年3月に2年前同期比で28%減、アイスコーヒーは同18%減と大幅に減少しました。一方で、家での飲用機会は、増加しました。

 

家でのコーヒー飲用機会における飲用者推移をみると、ホットコーヒーでは、女性40-59歳の構成比が減少し、対照的に男女60-79歳の構成比が増加。アイスコーヒーでは、男性40-59歳が増加し、女性40-59歳が減少しました。

エヌピーディー・ジャパン フードサービスアカウントマネジャーである、石川麗(いしかわ・れい)は、次のように話します。「コロナウイルス感染拡大の外出自粛規制により、外出先でのコーヒー飲用機会が大きく減少しました。対照的に、家でのコーヒー飲用機会は増加しました。家でのコーヒー飲用機会では、ホットコーヒーはシニア層が伸ばしており、外で井戸端会議等をしながらコーヒーを飲む機会がなくなり、代わりに家でゆっくり寛ぎながら飲む機会が増加していると考えられます。働き盛りである男性40-50代は、ホットコーヒーも飲用するが、リモートワークにより、自宅で仕事をしながら、すこしずつコーヒーを飲むシーンが増えた結果、”ながら飲み”に適したアイスコーヒーが増えたと考えられます。一方で、女性40-50代は、ホットコーヒー、アイスコーヒーの両方において構成比が減少している事から、主婦が、今までは家でほっと一息つける時間にコーヒーを飲んでいたが、家族が家にいる時間が増えたことで、主婦は外出機会が減少しても家で寛げる時間は増えていないと考えられます。今後は、コロナ収束により、外出先での飲用機会が回復すると見込まれますが、同時に、家でのコーヒー飲用機会も会社員向けのリモートワークにおける”ながら飲み”や、主婦向けの”ほっと一息つく飲用機会”等ように、飲用者属性別に施策を練ることが重要だと考えられます。」

 


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html


 

 

調査データの転載・引用について

本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
また、ご使用後は、転載先のコピーやURLをご送付ください。

 

 

お問い合わせ先

本内容につきましては、下記よりお問い合わせください。

inquiry