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<外食・中食 調査レポート>伸びる外食業態の朝食市場規模、 朝食は昼食より利用頻度が1.5倍高いチェーンも

2025/07/09

外食・中食市場情報サービス『CREST®*1』と『Japan Foodservice Receipt Tracker*2』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、外食業態の朝食動向に関する外食・中食市場レポートを2025年7月9日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2024年4月-2025年3月計の朝食の利用状況を主要チェーンごとに見てみると(図表1)、牛丼チェーンAの一人当たりの年間利用平均回数は、朝食が3.75回、昼食が2.54回で、朝食が昼食の1.5倍多いことが分かりました。


外食業態の朝食時間帯の利用頻度は、昼食の1.5倍

2025年2月5日にサカーナ・ジャパンが公表した外食・中食 調査レポートによると、2023年7月-2024年6月計の外食業態における朝食市場規模は、5190億円で、前年同期比9.2%増、コロナ前の5年前同期比22.0%増でした。2024年4月-2025年3月計の朝食の利用状況を主要チェーンごとに見てみると(図表1)、牛丼チェーンAの一人当たりの年間利用平均回数は、朝食が3.75回、昼食が2.54回で、朝食が昼食の1.5倍多いことが分かりました。他の主要チェーンの多くでも朝食の利用回数が昼食より高いことが分かります。

 

サカーナ・ジャパン フードサービスディレクターである、東さやか(あずま・さやか)は、次のように話します。「朝食は、共働き世帯の増加、単身世帯の増加など、社会構造の変化やニーズの変化により成長しています。コロナ後に夜遅くの客足が減ったり、営業時間を短くした飲食店も多い中、朝食に活路を見出し、力を入れる企業も増加しているようです。朝時間帯の利用は、同じチェーンを習慣のように使う人が多いと考えられ、ヘビーユーザー獲得と、利用頻度増加により客数増が見込めます。朝食の開始・強化には飲食店にとって客数増加のオポチュニティがあると言えるでしょう。」

 

本分析の詳細をもっと知りたい方へ
外食・中食マーケットトレンドオンデマンドウェビナー開催

外食業態の朝食動向分析レポートの詳細分析については、2025年7月15日(火)から7月22日(火)まで開催の、無料オンデマンドウェブセミナーでご紹介します。

サカーナ・ジャパンの3人のフードサービスエキスパートが、外食・中食業界に携わる、さまざまな業種・職種の方に向けて、3つの視点からインサイトを提供します。
◎節約対象の間食にも商機あり、夜の間食に注目(石川 麗 シニアアカウントマネージャー)

◎外食・中食の“健康感”、消費者はコレで評価!(藤井 真理子 シニアアカウントマネージャー)

◎市場規模はコロナ前の1.2倍、朝食の外食を深堀り(東 さやか フードサービス事業部長)

詳細・申込は、以下のウェブサイトをご覧ください。
お申込み・詳細はこちらから

 

*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html

 

*2 フードサービスレシートトラッキング

外食主要400チェーンのレシートデータを追跡。自社ブランドと競合ブランドの利用者動向と変化を把握可能です。利用率と利用頻度を追跡し、プロモーションや社会変動による変化を理解、次のアクションへつなげることが可能になります。

詳細URL: https://www.npdjapan.com/solutions/eat-out-chain/

 


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