ニュースレターNewsletter

<外食・中食 調査レポート>外食業態テイクアウト市場規模は2兆1075億円、コロナ前比24%増、 2024年3月-2025年2月計

2025/08/06

外食・中食市場情報サービス『CREST®*1』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、2024年の外食業態テイクアウト市場の動向分析レポートを2025年8月6日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2024年3月-2025年2月計の外食業態テイクアウト市場規模は、2019年同期比24%増の2兆1075億円でした。成長率は2022年をピークに鈍化傾向にあるものの、依然成長が続いています。


2024年の外食業態テイクアウト市場は、2019年比約24%増の2兆1075億円

日本でコロナウイルス感染の影響が出始めた2020年3月を起点に3月-2月を1年と区切り、外食業態におけるテイクアウト市場規模をみると(図表1)、2024年は2兆1075億円となり、コロナ前の2019年比で24%増と大きく成長しました。前年同期比は2%増で、2022年の10%増をピークに伸び率は鈍化傾向にありますが、依然成長が続いている事が分かります。

 

サカーナ・ジャパン フードサービスシニアマネージャーである、藤井真理子(ふじい・まりこ)は、次のように話します。「外食業態のテイクアウト市場は、コロナ前の2019年比で、外食業態全体を大幅に上回る成長となっています。特に20-39歳の若い層や一人で食べる食事において、金額市場規模が伸長しており、単身世帯の増加や個食化の流れが後押ししていると考えられます。外食業態のイートインの金額市場規模がコロナ前の水準を回復していない中、テイクアウト需要に対応することで、新たな客層を掴むなど、売上を伸ばすチャンスとなるでしょう。」

 


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html

 


調査データの転載・引用について

本ウェブサイトで公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「Circana, サカーナ・ジャパン調べ」でお願いいたします。
社内共有、卒論での使用の場合は、弊社にご連絡いただく必要はございません。
社外に公開、メディアでのご使用の場合は、掲載先詳細を上記問い合わせ先まで、ご一報お願いいたします。また、ご使用後は、転載先のコピーやURLをご送付ください。

 

 

お問い合わせ先

本内容につきましては、下記よりお問い合わせください。