ニュースレターNewsletter

<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>2022年1-9月のスポーツシューズ・アパレル市場規模、前年同期比1.8%増、7-9月に3.7%増、19年同期比4.2%減まで回復

2022/12/13

スポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker*1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表)は、2022年1-9月のスポーツシューズ・アパレル市場概況分析レポートを2022年12月13日に公表します。

本分析レポートでは大きく以下のことが分かります。日本の2021年1-9月のスポーツシューズ・アパレル市場規模は8,611億円(前年同期比1.8%増)と、新型コロナウイルスの影響からの緩やかな回復を見せました。2022年4月以降に大きく回復が進み、7-9月に前年同期比3.7%増、19年同期比4.2%減まで回復しました。


 

スポーツシューズ・アパレル市場規模、2022年1月-9月は前年同期比1.8%増

日本の2022年1-9月のスポーツシューズ・アパレル市場規模は8,611億円で前年同期比1.8%増と、新型コロナウイルスの影響からの緩やかな回復を見せました(図表1)。ただし2019年同期比では6.9%減で、まだコロナ以前の水準には回復していないことが分かります。

 

4月以降に大きく回復進む

四半期ごとに成長率をみると(図表2)、2022年1-3月の前年同期比は1.8%減でしたが、4-6月に同3.5%増、7-9月に同3.7%増と高い成長率となりました。3年ぶりの行動規制のないゴールデンウィーク・夏休みなど、消費者心理が急速に回復したことが背景にあります。

 

エヌピーディー・ジャパンのスポーツ事業部アカウントマネージャーである、伊藤和正(いとう・かずまさ)は、「1月-9月期では緩やかな回復に留まった日本のスポーツシューズ・アパレル市場ですが、四半期別で見ると4月以降に大きな回復を見せました。特に7-9月では2019年同期比4.2%減まで市場が回復しており、コロナ前の状態にかなり近づいています。一方で世界に目を向けると、関心はすでにウクライナ情勢やインフレ対策に移っており、日本もポストコロナへと完全に舵を切る方向を目指していると考えられます。そういった意味でも今後の2022年10-12月、2023年1-3月にどれだけ19年の市場規模に近づけるか、引き続き消費者動向を注視していく必要があります。」と話します。

 


*1  Japan Sports Tracker

スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/solutions/sports/

 


 

調査データの転載について

本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。

過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
https://www.npdjapan.com/press-releases/press-releases-list/sports/

 

お問い合わせ先

本内容につきましては、下記よりお問い合わせください。

inquiry